多摩の玉手箱(新宿駅ほかの駅弁)

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JR東日本八王子支社オリジナルの駅弁、「多摩の玉手箱」の感想です。このお弁当はNRE(日本レストランエンタープライズ)が作っていますが、NREのホームページには案内がありません。山手線開業120周年記念弁当の時もそうでしたが、NREで作っているお弁当でも、NREのホームページに載らないものもあるんですね。どこが企画したかによるんでしょうか。

その代わり、というわけではないでしょうけれど、。JR東日本八王子支社のホームページに、詳しい案内があります。
「多摩の玉手箱」
 かつては宿場町として栄え、八王子城跡や絹の道など、当時を偲ぶ史跡や寺院がみられる多摩地方。
 その他にも高尾山や吉野梅郷、奥多摩の清流などの豊かな自然や、郷愁を誘う夕焼け小焼けの里、田を耕す春の田園風景など、さまざまな魅力に溢れています。
 そんな多摩地区の風景を思い浮かべながら、色とりどりの食材を玉手箱に見立てたお重に盛りこみました。 


ホームページでも案内されていますが、このお弁当にも「お品書き」が入っていて、それぞれのメニューがなぜ選ばれたのかが書いてあります。
<一の重>

玉子焼き……玉(多摩)子焼
バイ貝煮……そのむかし、北条氏により建立された八王子城での戦で使われたであろう
          「ほら貝」にみたてて
焼鮭……多摩を流れるすべての川に鮭がたくさん戻ることをお祈りして
菜の花お浸し……春の多摩川のほとりに咲く菜の花をイメージして
季節人参……人参の奇麗なオレンジ色が多摩地区に沈む大きな夕焼けを思わせます
里の煮物……夕焼け小焼けの里八王子情景を、一品一品丁寧に調理した素朴な煮物で
          表現しました(青ふき・蓮根・蒟蒻・里芋・筍・南瓜)
絹さや……八王子には、幕末から明治にかけて生糸を運んだ交通路として栄えていた
         「絹の道」と呼ばれる史跡があります。 そんなかつての栄華を偲んで・・・
うど漬け……立川の特産品とも言える「うど」。独特の歯ごたえとほろ苦い旨みで
          箸休めにぴったりです
ぜんまい五目煮……高尾山をはじめとする多摩地方の山々の恵みに感謝しつつ、
               色鮮やかな食材と「ぜんまい」を甘辛く煮含めました
ゆずわらび餅……東京の奥座敷といわれる桧原村の特産品である柚子の風味を
             「わらび餅」にとじこめました。
             上品な甘さと心地よい酸味のハーモニーをお楽しみください

<二の重>

白飯
カリカリ梅……青梅市吉野梅郷は梅の公園をはじめ2万本を越える梅の木があり、
           関東有数の梅の里です
わさび漬……奥多摩といえば「わさび」。奥多摩の清流を思い浮かばせます


最近、炊き込みご飯や混ぜご飯のお弁当を食べることが多かったので、お重にたっぷり盛られた白いご飯が印象的でした。そうそう、美味しいおかずには「白いご飯」が似合うんですよね。このお弁当の感想を書いたメモをなくしてしまったので、ちょっと大雑把ですが感想を。

玉子焼きは、甘いタイプだったか出汁たっぷりタイプだったか、忘れてしまいました。だからもう一度食べようかしら?バイ貝、ちゃんと竹の楊枝が添えられていて、中身が取り出しやすくなっています(が、不器用な私はぶちっと…くやしい)。多摩川にがいたとは知りませんでした。菜の花のお浸しも、桜の花形の人参も、そのほかの煮物も、いつものお味ですがいつも通り大満足。うど、ぜんまい、ほろ苦さや香りを楽しめます。ゆずわらび餅、あっさりとした甘さでぺろりと平らげました。

二の重のご飯の上には、カリカリ梅のみじん切りがちりばめられています。これ、いいですね。お箸で少しずつご飯と混ぜながら食べられます。丸のまま1個じゃそのような食べ方はしにくいですし、種を気にしなくて良いのも嬉しい。わさび漬けは、二つ折りにした笹の葉にはさまれていて、直接ご飯に滲んだりしないようになっています。細かい心遣いに感心。

このメニュー、なかには語呂合わせ?と思われるものもありますが、全体的に多摩の特産を生かして、しかも春らしくまとまっています。二段重ねのお重は「お花見」を連想させますし、お花見の時期にふさわしいお弁当ですね。こんなお弁当を持ってお花見に行ったら、ちょっと優雅な気分かも?でもお値段は千円、なんだかとてもお得な気がします。


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